May 14, 2008

最近 Baltimore Breaks 流行ってキテますが… -
New Orleans Bounce ( Part 1 )

最近、確実にBaltimore Breaks がやっとのことで東京のクラブ(ヒップホップシーンも含む)で定着して来てますね、自分も好きです、すごい好きってわけでもないけど、普通に。

でも、最近再度、気になってんのが、New Orleans のBounceミュージック。
っていうと、たぶん「南部のHIPHOPでしょ〜 」と思われたり、Jay-Zの声「バウンスべべ♪×2」、とかちょい前のTimbaland、Ruff Rydersあたりのサウンドを想像すると思うんだけど、それとはまたちょっとべつ。

もう10年以上前に[Bounce]というスタイルが確立されているんだけど、ほとんどの音楽雑誌やメディア、レコード屋とかでは取りあげられて来なかったと思う、とくに日本では。
そのへん昔(90年代半ば頃まで)のマイアミベースみたい…

New Orleans で産まれたとされているこの音楽は、HIPHOPのいわゆるミドルスクールのエレクトロチックなサウンド(たとえばShow Boys,Mantronix,Cash Moneyなど)とJAZZ、SECOND LINE、DRUM LINE、マーチング、ブラスバンド、そしてNew Orleansのどデッカイお祭りマルティグラ、などいろんな要素がミックスされて出来てる。

で、なんでこの音楽に最近ひかれてるかっつーと、表向き普通のHIPHOPと同じぐらいのテンポなんだけど、ダンスを見ればわかるけど、おどるとき2倍のはやさでリズムを取る。
それが、おどれる、ダンスできる限界に挑戦してるように思えてカッコインテグラ!
しかも、おしり振って=Shake Your Ass 

まずは、King of Bounce! DJ Jubileeのこのクラシックをチェックしてみて

■DJ Jubilee - Back That (Ass) Thang Up



*この後出た同タイトルのJuvenileの曲ともめたらしい、Jackson5ネタでこの動き!良いっすねぇ
ファッションがエアロビちっくで、全くマネできません

この曲、良く聞いて映像見ればわかるんだけど、4小節ごとにオリジナルのダンスを披露してる
例えば0:58からは
「ギミサン~!(Give Me Some~)」って叫んで、
そのあとに[ギミサン]ダンスを披露して、
見てるコたちに実践してもらうっていう


しかもこの人、1000種類以上のオリジナルのダンスを持っているらしい
このダンスもあって、クラブやストリートではギャルたちが"Back That (Ass) Thang Up"するようになって、それを見たい味わいたいがために野郎どもがクラブに押し掛けるようようになった とか
ン〜、素晴らしいハナシですな

↓はこの[Bounce]のROOTSともいわれてるHIPHOP CLASSIC

■The Showboys - Drag Rap 通称Triggermen










この曲もふつうの感覚だとBPM 96ぐらいなんだけど、おどるときは、BPM192ぐらいのはやさでリズムとっておどる

ハイハット(マラカス?)にのる感じだね

これから何回かおもしろいNew Orleans Bounceあげてきます


2 comments:

Unknown said...

これぞ、祭りですね。最高。

DONSTA said...

ですね、マルティグラに連れてって感じです